5Gの普及によって大容量の情報を短時間で送受信することが可能になり、それに伴って、あらゆるものがインターネットでつながって大量の情報がやり取りされるというIoTの時代が到来しつつあります。
5Gでは、それまでの4Gの時代とはネットワークアーキテクチャの仕様が異なっているため、それを変更するためにネットワークエンジニアの需要が急増しているのです。
また、ネットワークエンジニアのニーズの増加の要因は、それだけではありません。
世界中に5Gのネットワークを張り巡らすためには、基地局の設置が不可欠です。
新しく基地局を設けるためには、ハードウェアやソフトウェアをすべて交換した上で、ネットワーク上で正しく動作するように設定を行う必要があるのですが、そのためには一人のエンジニアを長時間拘束しなければなりません。
既存のエンジニアの人数だけで大量の基地局を設置しようとすると、かなりの期間を要しますので、できる限り短い期間で基地局を整備するために大量のエンジニアが求められるようになっているというわけです。
加えて、5Gの普及に伴って、ネットワークとつながるシステムやデバイスの数が飛躍的に増加するため、それらを保守、メンテナンスするエンジニアもこれまで以上に必要となります。
なお、システムやデバイスによって求められるスキルは異なりますので、より多くのプログラミング言語を使いこなせるエンジニアほど、重宝されるようになるに違いありません。